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心身ともに満たされる食体験を。化粧品の原料を使った「Coyoriレストラン」に行ってきた

こんにちは!さるべえ調査員のもえです。

「食欲の秋!」と意気込んでいたものの、もともと出不精な性格やご時世も相まってなかなか外出していません。

外出せずにお家でかたかたキーボードを打っているだけで、表情筋もお肌も(しまいには心も)枯れ果てしまうよ!潤いが欲しいよ!

テレワークが続くと「わたしゃ、女として枯れてしまったのでは?」と、心にポッカリ穴が空いたような気持ちになっている方々も多いのではないでしょうか。

そんななか私の心を打つようなレストランを発見。な!ん!と!化粧品の原料素材を使った料理を振舞うレストランがあるのだそう。名前はCoyoriレストランと言うらしい。

美容好きゆえからくる好奇心はもちろんのこと、「キレイになるのかしら」と期待も寄せつつ、レストランに足を運びました。

オイルにも味のトーンが。化粧品配合のオイルを食べ比べ

美容の大敵は乾燥。若い頃は脂っぽい肌に悩んでいたものの、アラサーを過ぎると思春期の肌を懐かしく思えるほど、乾燥に悩まされます。

そのような悩みを抱える方の多くは美容オイルを愛用されているのではないでしょうか?そしてオイルといっても種類は様々。ツバキ油、ユズ油などがあります。

お店に入って席に着くと、まず最初に植物オイルを試食しました。パンを浸しながらオイルを味わうのですが「油ってこんなに味が違うんだ!」と新たな発見がありました。

どろっとした味わいのものから、少し香りが強いものまで、舌ざわりや香りを堪能しながら試食を楽しめます。

出典:公式Instagram(https://www.instagram.com/coyori_official/ )

店員さん曰く、これらの油はCoyoriが販売する美容オイルに使われているものとのこと。

なかでも一番人気の美容液オイル「月」(なんと四季折々で使い分ける美容液オイルがあるのです!)は、キールズなどの海外有名ブランドのオイルと並ぶほど売れているものなのだそう。

また、この美容液オイルでは、秋の肌に近いコンディションになると日本人の肌は揺らぐそうで、秋の肌をリカバリーするオイルで作られています。そのために年中愛用されている方が多いのだとか。

「奇跡のりんご」の冷製スープ

期間限定のCoyoriレストランでは、青森県弘前市で「レストラン山﨑」を経営するオーナーの山﨑隆シェフが素材にこだわった料理を振る舞います。

「奇跡のりんご」の冷製スープもそのひとつ。「奇跡のりんご」とは、不可能とも言われた無農薬で栽培されたりんごです。

Coyoriが販売する石鹸やパックには「奇跡のりんご」が含まれていて、角質をオフしてくれるのだそう。フルーツにもこんな役割があるだなんて、知らなかった!

りんごを使ったスープの味をなかなか想像できなかったものの、ひと口ずつ味わってみると繊細で、そして意外にもミルクのような柔らかな味わいでした。

他にはシェフ自慢のメニューや塩の食べ比べも

Coyoriレストランが開催されている「umi to mori(うみともり)」では、四季の塩を取り扱っています。そのため、塩の食べ比べのほか、山﨑シェフが腕を振るったプレートも堪能できました。

塩の食べ比べをしたところ、「季節ごとに塩の味わいも変わるんだ!」とびっくり。普段からスーパーに陳列されている塩を使っていたので、年がら年中塩は変わらない味だと思っていました。(恥ずかしい……)

店員さんから直近でとれた塩を見せていただけたのですが、やはり秋の塩が一番まろやかとのこと。「食欲の秋」という言葉通り、料理が一番美味しいと感じるのは秋なのかもしれません。四季があるからこそ日本の料理はダイナミックなんだろうなぁ……。

そして、山﨑シェフによるメニューも。目の前でシェフが料理する姿から、素材が大切に調理されて食卓に届く瞬間を見ることができました。

口の中でじんわりと広がっていく素材の味、口に運ぶ前に堪能する香り、料理が運ばれるときの喜び。「食べることは五感をフルに使うことなのね」と、Coyoriレストランの体験を通して気付かされました

こんな時代だからこそ五感を使うことの大切さを学べた

Coyoriレストランでの素材にこだわった料理を通して、五感を通して料理を味わうことの大切さが身に染みて分かりました。

コンビニではどんな時もご飯を買えます。また、チェーンの居酒屋では画一化された味の料理が提供されます。雑誌では「美容やダイエットにいいメニュー」「忙しい人のための時短メニュー」といった特集が組まれやすいです。

でも、Coyoriレストランでの食体験を通して、私自身が料理に対して価格や美容に対する期待を求めすぎていたことに気付きました。今回は自分自身と対話するように料理と向き合う、新しい料理の味わい方を知れた気がします。

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