こんにちは!さるべえ調査員のなつめぐです!
最近おうち時間のお供にポテトチップスをポリポリと食べていたらいつの間にかお得用サイズを食べきってしまったことに気づいてコロナ太りの恐怖に震えてしまいました。(時すでに遅し、見事に脂肪がつきました)
コロナが発生してから約2年経った今でも形を変えながら猛威を振るう新型コロナウイルス。
終わりの見えないウイルスとの戦いに私たちの生活はあらゆる方面において変化を受け入れざるを得なくなりました。
仕事も在宅ワークに変わったり、趣味嗜好もおうちで楽しめるものが推奨されたり新しい概念が確立されつつあります。
そんな中、急速に変化を迫られているものの中のうちの一つに「教育」が挙げられるのではないでしょうか。
今回は海外の新型ウイルスへの意識に関する解説を交えながらポストコロナ時代におけるイギリスの教育事情について解説していきます。
目次
- 体感した海外のコロナウイルスへの認識:「共感性」とコミュニケーション
- 教育機関の中の検査施設の充実
- オンライン+対面型授業の二刀流
- まとめ
体感した海外のコロナウイルスへの認識:「共感性」とコミュニケーション
皆さんは、欧米諸国の人々のコロナウイルスへの意識はどのようなものだと想像しますか
?おそらく、日本よりもなんかゆるそうだな・・・と感じる人が多いのではないでしょう
か。
実際私が海外経験を通して感じたことは、患者さんに対する「共感」です。感染した
ことがわかると隔離され社会から遮断されたような気分になります。
海外では、ウイルスにかかった人も既に多くいるため、隔離中の患者さんに対する共感性が高くSNS発信などを通じて「勇気づけるオンライン」を積極的に使用してコミュニケーションを取るなどして
心のケアを行っている印象が多く感じられます。
私もイギリスに入国し10日間の隔離を経験した際、とてつもない孤独感に苛まれました。これに加え、もし病に感染した状態ならば精神的ダメージはさらに大きくなることが容易に想像できます。
「隔離」という言葉とは裏腹に、コミュニケーションが心のケアになるので、感染者に対する共感・気遣いも大切だということに気付かされます。
さて、今回のテーマでもあるイギリスの教育現場のwithコロナ対策を見ていきましょう。
まず初めにとても徹底しているなと感じることは、どの学校もコロナウイルスの簡易検査を発症の疑いがあるないに関わらず3日に一度のペースで推奨していることです。
それぞれの教育現場には検査を受けられる施設が設置されており、そこへ行けばいつでも検査を
することができます。1時間ほどで検査結果をメールで知られてくれる仕組みとなってい
るので常に自分の健康状態をチェックする環境が用意されています。
さらに、イギリスでは学内の寮に住む人が多くいますが、以下の写真のような検査キット
が各部屋に無償で定期的に配られ、友人と会う予定がある・何かのイベントに参加する際
にはこちらを使用しています。
このように、教育機関ではwith コロナへ向けて生徒や事務職員共に安心してキャンパスラ
イフが送れる施設が整いつつあります。
しかし問題点も少なからずあり、検査キットの精度が疑問視されています。今後、簡易キット
の精度が上がれば、さらに個人での対策が可能になるかもしれません。
オンライン+対面型授業の二刀流
施設や個人の対策に関する充実度に加え教育機関が行なっている対策として挙げられるの
が、「オンライン+対面型授業の二刀流」です。
知識を共有するレクチャー式の授業では、積極的にオンライン式を採用していて学生は家
の中で授業を受けることができます。
そして知識をオンラインで取り入れた後にディスカッションを行うセミナーに関しては少人数で複数の時間に分かれて対面式で授業を行います。
また対面の授業も同時にオンラインでアクセスが可能になっており、濃厚接触になった、無症状だが感染してしまった人も授業に参加できるシステムになっています。
オンラインと対面の2種類を融合させたことによりメリハリのある授業展開が可能となり
ました。
また、生徒にとって最大の利点と言えることは「授業の復習ができる」ということです。
大体の授業はレコーディングされているため、授業後に分からないことがあればライブ感
を感じながら復習ができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
新型ウイルスの影響により多くの事柄が制限される世の中と変わっていきました。しかし、人々の「患者に対する共感」という意識の変化から始まり、感染対策の導入など、「未来へ向けて新しい可能性のある変化」を生んだのもまた事実です。
まだまだ改善点も多数存在しますが、オンラインの使用や検査の実施が普及しより充実した教育ができる環境が整うことを祈っています。